移民・難民問題に関する自民党と共産党の政策を比較してみましょう。
- 日本共産党2017年総選挙政策
「難民問題に、日本政府は先進国として積極的な役割を果たすよう求めます」
http://www.jcp.or.jp/web_policy/2017/10/2017-50-zainitigaikokujin.html - 自民党『「共生の時代」に向けた外国人労働者受入れの基本的考え方』 (2016年5月24日)
https://www.jimin.jp/news/policy/132325.html
自民党、共産党も、移民に積極的であり、多文化共生を目指しています。
この政策が公表されるほんの1~2年前、2015年9月に、欧州難民危機が起こりました。
これはただの移民問題ではなく、民族大移動の様相を呈していました。
このときの現状を、桜井誠氏が2016年東京都知事選での演説で語っておられます。
桜井 誠氏 東京都知事選挙街頭演説ー大森駅東口(2016年7月21日):
https://blog.mitsuko-nakao.com/speech-1/
”ギリシャは大混乱しました。そして今度はギリシャからハンガリー、あるいはですね、オーストリアへと、どんどん人が移動していく。まるでね、これは、アメリカ大陸でですね、よくある、イナゴの集団と全く同じなんですよ。大量のイナゴの集団が畑を襲い、その畑で取れるものを全部食い荒らしたら次へ移る。まさにその通りになっていきました。”
イナゴの集団、というと、大規模農園の少ない日本ではピンとこないかもしれないですね。
漁業国日本では、赤潮に例えた方がいいのでしょうか。
プランクトンの大増殖により魚が呼吸できなくなり、全滅する現象です。
欧州難民危機は、アメリカにも波及しました。
アメリカに危機感が広がり、2016年11月8日の大統領選で、移民・難民問題に真摯に向き合うトランプ大統領が当選することになりました。
アメリカは、生き残りをかけて戦っているのです。
日本は戦わないのでしょうか。